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研究者の写真
白井 由希子シライ ユキコ 女性 
Yukiko Shirai
所属:常磐会短期大学 幼児教育科
職:准教授
最終更新日 2023/05/08
 学歴
平成19年 3月 修士(工学研究科知識工学専攻)
平成19年 3月 同志社大学大学院工学研究科知識工学専攻 修了
 職歴
平成27年 4月 常磐会短期大学 幼児教育科 非常勤講師 (平成28年 3月まで)
平成28年 4月 常磐会短期大学 幼児教育科 講師 (令和 3年 3月まで)
令和 3年 4月 常磐会短期大学 幼児教育科 准教授
 専門分野
情報学基礎
教育工学
 研究テーマ
情報学基礎
教育工学
 共同研究
 所属学会
情報処理学会
日本情報科教育学会
日本保育学会
日本乳幼児教育学会
初年次教育学会
 学会・社会活動
 学会賞等
 研究者からの一言アピール
 オフィスアワー
 著書・論文等
【著書】
保育・教職実践演習
2017/10  共著 ミネルヴァ書房 
【学術論文】
新型コロナウイルス感染症流行下におけるリモート授業の展開について(第2報)
2022/03  単著 常磐会短期大学紀要 第50号
 【概要】本論文は本学が2020年度より展開する、新型コロナウイルス感染症の流行下における授業の実践報告として、2021年度の内容を第2報としてまとめる。
2021年12月時点での新型コロナウイルス感染症は第5波が収束の兆しを見せつつあるが、油断はできない状況である。2022年度の授業実施においてもこれまでと同様に、対面授業を基本としながらも、状況に応じて遠隔授業に切り替えながら授業を行うことを想定しておく必要がある。
一方で、遠隔授業の実施によって培われたノウハウを対面授業においても活用する、アフターコロナの教育の在り方に注目が集まっている。他大学の取り組みや動向について調べ、保育者養成校としての情報教育の在り方を検討する。
【学術論文】
新型コロナウイルス感染症流行下におけるリモート授業の展開について
2021/12 大学・研究所等紀要 共著 常磐会短期大学紀要 49号
 【概要】新型コロナウイルス感染症の流行により、教育現場は危機的な状況に陥った。それは本学でも同様で、感染拡大防止のために従来通りの学内での対面授業が実施できなくなり、全授業の教員が遠隔授業に沿った授業内容を見直しすることになった。新型コロナウイルス感染症の教員は収束する気配すらなく、常に隣り合わせのままで授業を進行するほかなく、検討の調整の繰り返しの日々が続いた。
これまでにも教育の情報化が謳われ、教育現場において情報技術を活用した取り組みは行われてきたが、新型コロナウイルス感染症の流行を機に教育の情報化がより一層、注目されている。本稿では、本学における2020年度からこれまでの遠隔授業の実施内容についてまとめ、保育者を目指す学生にとって必要な情報教育についての課題を見い出し、今後の授業に繋げていきたいと考える。
【学術論文】
保育者養成校における情報科目の授業デザイン力についての一考察
2020/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会短期大学 48号 
 【概要】本学2回生の科目「保育実践演習A・B」の授業を通した活動をふまえ、保育者養成校における情報科目のあり方について研究を行う。本ゼミでは、保育・教育の現場で情報技術を活用した遊びや業務の効率化を探求している。その一つとして毎年、文化祭ではゼミの特色をいかし、パソコンを用いて子どもたちと楽しむ遊びを検討してきた。今年度の催しは大アリーナで行うことが決まり、空間の広さを活用し、大勢の子どもたちが楽しむことのできる遊びに挑戦する。教員としては、学生自身が主体的に遊びを考え、それを実現するための方法を考えられる学習環境を整えることが必須だと考える。
本論文では、文化祭に至るまでの活動内容をふり返りながら、保育者養成校の学生たちに情報科目を指導するにあたり、適切な授業の内容や進行方法などについて考える。
【学術論文】
キャリア形成を目指した授業支援の取り組み -情報技術を活用した保育ドキュメンテーションの作成を通して-
2020/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会学園乳幼児教育研究会 36号 
 【概要】保育者養成校に通う学生たちの学習環境を整えるにあたり、各科目の学びを有機的に結び付ける学習方法を検討する。特に2回生は卒業後を見越し、自信の保育のレベルを認識し、足りない部分を補うための一年間とも言える。そこで著者らは2016年度よりゼミの中で科目間を越えた学習方法を検討し、実践を行なってきた。グループワークで保育ドキュメンテーションを作成すると、異なるゼミの学生同士が専門知識を出し合ったり、自分自身が保育をするうえで大切にしていることなどを踏まえつつ、一つの課題を作り上げていく様子が見られ、これまでの学びを再認識する機会となり得たようだった。2017年度はグループワーク中の会話から学生同士の学びを抽出し、2018年度は会話を活発化させるための教員側の言葉がけについて調べた。本稿では、これまでの学習成果をまとめる。
【学術論文】
ドイツの特色ある保育・幼児教育施設「クナイプKITA」の保育 -常磐会短期大学海外幼児教育研修での視察から-
2019/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会学園乳幼児教育研究会 35号
 【概要】幼稚園発祥の地、ドイツには現在、多様な保育・幼児教育施設が存在し、特色ある保育を行っている。中でも「クナイプKITA」は、水浴やハーブなどを用いた自然療法のコンセプトに基づくユニークな園である。日本ではクナイプ社の入浴剤等では知られるが、保育・幼児教育の視点からの紹介はほとんどない。本稿はこのクナイプKITAについて、文献及び現地視察(常磐会短期大学の学生を引率した海外幼児教育研修の一部)で得た体験や情報などから、その成り立ちや理念、保育の実際や現状など概括的に紹介する。またクナイプと他のドイツの保育・幼児教育施設との共通点(ドキュメンテーション等)にも触れつつ、保育者養成課程で学ぶ学生が海外の保育施設を実地に視察して学ぶことの意義について考察した。
【学術論文】
プログラミング初学者における学習環境についての一考察
2019/03 大学・研究所等紀要 単著 常磐会短期大学 47号
 【概要】昨年度に引き続き、初学者におけるプログラミング学習のカリキュラムについて研究を行なう。今年度は2回生を対象にゼミの中でプログラミングを学習したところ、研究テーマとして継続的に学びたいという声が学生からあがった。そこで本論文では、今年一年間の実践内容をふまえ、学生の学習環境を整えるために必要なことや、プログラミング学習による教育効果について検討する。後期には、子どもたちとゲームの関係性や、子どもたちが好んで遊ぶゲームについて学生と議論し合ったことをもとに、学生が子ども向けゲームを作成していくまでの過程についてまとめる。そして、保育者を目指す学生が情報技術と保育の融合を考えるにあたっての難しさを考察する。
【学術論文】
プログラミング初学者を対象としたカリキュラムの提案と実践
2018/03 大学・研究所等紀要 単著 常磐会短期大学 46号
 【概要】2020年度より小学校へのプログラミング教育が導入されるというニュースを受け、改めてプログラミング教育について検討する機会を得た。プログラミングの実践報告をはじめとする先行研究を踏まえると、プログラミングは学習する過程で様々な力を習得できるとある。これは保育者を目指す学生にとっても、有効な学習ツールになりえる。本論文では本学の学生のようなプログラミング初学者を対象としたカリキュラムを提案する。プログラムをただ作るだけでなく、プログラムを作る過程において様々な力を習得しながら、モノ作りの楽しさや子ども向けのアプリケーションなどに興味が派生することを期待する。論文では実践報告とそこから得られた課題をまとめる。
【学術論文】
保育者養成校の科目間連携の試み:情報技術演習科目での保育ドキュメンテーション作成を通じて
2018/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会学園乳幼児教育研究会 34号
 【概要】各科目で学習した内容を有機的に結びつける方法として、情報技術演習科目における保育ドキュメンテーションの作成を軸とした学習方法の提案を行う。現行のカリキュラムは保育者に必要となる力を養成できるよう、様々な科目によって構成されている。今後、学生への理解をより一層深めていくためには、科目間での連携が不可欠と考える。そこで著者らが担当するゼミの中で、保育ドキュメンテーションの作成に取り組んだ。この実践は、互いの保育観を刺激し合える場となり、その経験が今後の学習によい効果が得られるのではないかと考えたからである。本稿では今年度の活動内容をふり返り、学生が作成した保育ドキュメンテーションの分析や考察をまとめる。
【学術論文】
保育者養成校の学生におけるピアノ演奏と就職先決定の関係について
2017/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会短期大学 45号
 【概要】就職先を決定する際、学生は自分自身の適性と、様々な条件を総合的に見て判断している。条件として一般的に上位に挙がるものは給与や待遇だが、保育者養成校の学生はそれらに加え、ピアノ演奏が加わる傾向にある。ピアノ演奏に強い苦手意識を持つ学生は、それを理由に希望する就職先を諦めるケースさえある。|ピアノ演奏は保育をする上で欠かせない技術であるが、学生の中には負担を大きく感じている場合も多い。「苦手を克服したい」「自分一人では練習を続けることが難しい」などの理由から、プライベートレッスンをしている学生もいるが、割合としては1回生と2回生共に全体の約30%であることが今回の調査よりわかった。|そこで本研究では、本学の学生に対してピアノ演奏に対する意識調査を行った。その結果をもとに、今後、保育者養成校として必要なサポート体制を検討する。
【学術論文】
保育者養成校における情報教育のあり方
2016/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会短期大学 常磐会短期大学紀要 44号
 【概要】昨今、情報技術が目まぐるしく進む中、保育現場においても様々な情報機器が導入され、利用されている。そのような状況を踏まえ、保育者養成校では、保育者を目指す学生たちが必要とする情報技術の習得をねらいとし、カリキュラムを組んでいる。高等学校より学習してきた情報技術に関する知識をもとに、保育者養成校の2年間の授業時数の中で、いかに情報教育を指導できるか。情報技術の有効性と効果的な教育方法について検討し、今後の新たな授業展開についてもまとめる。
【学術論文】
心拍センサを用いた実習における学生の緊張感を抽出する手法の試み
2015/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会短期大学 常磐会短期大学紀要 43号
 【概要】保育者を目指す学生にとって実習は,現場を知る貴重な機会であり,学生自身の保育者としての力量が試される機会でもある。最近の学生の傾向として,集団の前での指導を苦手とする学生が多い。このような学生の多くは,話を聞く子どもの振る舞いから不安や緊張感を掻き立てられている。実習に臨む学習者が緊張する場面や,緊張を増幅させる要因を視覚的に捉えることで,実習の事前学習などに有効に活かせると考える。このような観点から,本稿では心拍センサを用いて学習者の緊張感を抽出する方法について検討する。
【学術論文】
保育者養成校の学生における就職に関する意識調査
2014/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会短期大学 常磐会短期大学紀要 42号
 【概要】昨今,保育者の早期退職問題による,保育者の慢性的な人員不足が深刻化している。早期退職の要因には,結婚・出産等の女性特有のキャリア設計が関係している。調査によると,学生が就職先を決定する際の判断基準は,園の保育内容と,自分自身の保育技術とのバランス,職場の人間関係等であることがわかった。さらに、採用試験の内容,特にピアノの実技試験に対しては負担を感じる学生が多い。本研究では,学生が採用試験を受験する際の意思決定について調査した。意思決定の際に重視している項目の重みづけを求める手段として,AHP分析手法を用いた。
【学術論文】
「気になる子」の保育を支援するための巡回相談支援システムの提案と評価
2009/02  共著 情報処理学会 情報処理学会論文誌 
 【概要】近年の保育現場では,保育に困難を伴う,気になる子の問題に直面している。気になる子の保育には,心理学等の専門知識が必要だが,保育者がそれらを十分に備えているとは言えない。この状況を解決するため,専門の相談員が園を回り,保育者を支援する巡回相談が開始されたが,予算等の限界から十分な巡回相談は行われていない。そこで本論文では継続的な巡回相談を実現し,相談事例を知識として利用できる支援システムを提案する。社会実験を実施し,システムの実現性を分析した。
【学術論文】
巡回サポートシステム「子ども発達相談ブログ」の提案と評価-発達相談記録の活用を目指して-
2007/07  共著 同志社大学 同志社大学政策科学研究 
 【概要】近年,知的発達に遅れはないものの,保育に困難を伴う「気になる子」の問題がクローズアップされている。専門知識を持つ相談員が定期的に園を回り,子どもの発達を支援する巡回相談が実施されているが十分ではない。本論文では提案するシステムは,インターネットを用いて巡回相談内容を共有でき,巡回相談後も継続的に保育者と相談員が情報交換できる。結果として,訪問のみの場合と比べて継続的かつタイムリーな相談ができ,相談回数が増えたとの結果が得られた。
【学術論文】
「子ども発達相談ブログ」システムの提案と評価
2007/03 大学・研究所等紀要 共著 常磐会短期大学 
 【概要】近年の保育分野では,気になる子どもに対する保育が深刻化している。保育だけでなく,医学等の特別な専門知識を必要とするため,現場の保育者だけでは手におえないことがある。そこで専門家の相談員が園を巡回し,子どもの発達をサポートしている。しかし,十分な巡回相談が行われていない。本稿では,巡回相談をサポートする「子ども発達相談ブログ」を提案する.インターネットを用いることで,巡回相談内容を共有でき,巡回相談後も保育者と相談員が情報交換できる.結果として,相談回数が増えたことで,保育者の負担も軽減することができた。
【学術論文】
幼児教育分野における情報共有システムの開発とその評価-実習日誌と発達相談記録簿の活用を目指して-
2007/03 大学・研究所等紀要 単著 同志社大学 
 【概要】保育者養成校の学生が行う実習と、保育所・幼稚園で行われている巡回相談に着目し、研究した内容をまとめた。ヒアリングを行った結果、どちらも、様々な制約から継続的なやり取りを行うことが困難な状態であることがわかった。そこで常にやり取りが行える環境を整え、双方のやり取りを内部の関係者のみ共有し、活用できるシステムを開発、検討を行った。
 研究シーズ
【研究テーマ】 保育者養成校の学生による就職に対する意識調査
【研究分野】 教育社会学
【研究キーワード】 保育者養成校、就職
【研究概要】 
【共同研究可能なテーマ】 
【研究テーマ】 心拍センサを用いた学習支援システムの提案
【研究分野】 教育工学
【研究キーワード】 心拍センサ、話し方、緊張度
【研究概要】 
【共同研究可能なテーマ】 
【研究テーマ】 保育者養成校における情報教育のあり方
【研究分野】 情報学基礎
【研究キーワード】 保育者、情報技術、学習、指導方法
【研究概要】 
【共同研究可能なテーマ】 
【研究テーマ】 保育者養成校の科目間連携の試み:情報技術演習科目での保育ドキュメンテーションの作成を通じて
【研究分野】 
【研究キーワード】 
【研究概要】 
【共同研究可能なテーマ】 
 特許・発明
 教育活動・社会活動
令和 4年 4月から 
「学内の学生支援活動」
1回生D組クラスチューター
令和元年 7月
「発表テーマ」
保育者として必要な著作権の知識を深めるために

「概要」
保育を行うためには、絵本や音楽など様々な著作物を使用する場面が多い。しかし、本学の学生を対象に著作権に関するアンケート調査を実施したところ、著作権に対する意識の低さなどがわかった。今回は、保育者養成校の学生たちを対象に、人形劇部のクラブ活動を通して、絵本と著作権の関係性を学ぶことができるような学習方法を検討したい。
「発表学会の名称」
日本情報科教育学会
令和元年 5月
「発表テーマ」
情報技術演習科目におけるドキュメンテーション作成時の会話分析
「概要」
保育者養成校の課題に学生の学力や経験の多様化がある。それに加え、保育現場の人材不足により卒業後は即戦力となるような保育者を求める傾向が保育現場で強まっている。カリキュラムの中で各科目の有機的な繋がりを学生が理解し、自信を持てる仕組みを考えるため、3ゼミの学生がグループでドキュメンテーションを作る過程で得られる効果を検証する。今年度は学習の過程を会話分析の手法を用いて、学生たちの様子を観察した。
「発表学会の名称」
日本保育学会
平成30年 6月
「発表テーマ」
プログラミング初学者を対象とした授業カリキュラムの実践

「概要」
2020年より始まる小学校のプログラミング教育の義務化のニュースを機に、昨年度より保育者養成校の学生を対象としたプログラミング学習の実践を行っている。論文ではプログラミング教育による学習の効果をはじめ、習得した技術や力を他の場面で活用することについてまとめた。習得したものを活かすことについて明確に示すことは難しいが、プログラミングという新たな学習を通して「考える力」を養うきっかけ作りになったことを、学習後のアンケートより見受けられた。
「発表学会の名称」
日本情報科教育学会
平成30年 5月
「発表テーマ」
情報技術演習科目におけるドキュメンテーション作成の実践報告:グループワークから見える保育者としての視点に着目して

「概要」
各科目で学習した内容を有機的に結びつける方法として、情報技術演習科目における保育ドキュメンテーションの作成を軸とした学習方法を提案する。|そこで著者らが担当する保育実践演習の中で、異なるテーマを研究する学生を集め、グループワークに取り組んだ。お互いの保育観を刺激し合い、自分の保育観を整理する場にもなりうるのではないかという著者らのねらいの到達は、取り組み後の学生からのヒアリングからも確認できた。
「発表学会の名称」
日本保育学会
平成29年 7月
「発表テーマ」
保育者養成校の学生におけるプログラミング教育の実践
「会議名」

「概要」
小学校へのプログラミング教育導入というニュースをきっかけに、高等教育機関の情報科目として指導すべきカリキュラムを改めてふり返った。プログラミング教育に関する先行研究の調査を進める中で、保育者養成校の情報科目への導入も視野に入れる必要性を感じた。そこで本研究では、初学者を対象にしたプログラミング教育のカリキュラムを提案する。ねらいには、プログラムをただ完成させることだけにとどまらず、その過程で習得する力や気付きに期待を込めている。
「発表学会の名称」
日本情報科教育学会
平成29年 5月
「発表テーマ」
情報技術演習科目におけるドキュメンテーション作成の試み
「概要」
幼児教育科単科の短期大学において、2年間で資格と免許を取得できるよう、学生に指導する場合、効率的な学習と有機的な学習の結びつきを実現することが求められる。そこで著者らは情報技術演習科目と保育方法関連科目との連携による学習活動を提案する。保育ドキュメンテーションの作成には保育力、子どもの活動の場面をいかに切り取られるか、子どもの育ちをいかに表現できるかといった力も必要となる。そこで本稿では次年度のゼミ活動の取り組み方や学生に習得してほしい力についてまとめる。
「発表学会の名称」
日本保育学会
平成29年 1月から 
「学内の学生支援活動」
人形劇部 顧問
平成28年 4月から 令和 3年 3月まで
「学内の学生支援活動」
学生相談室 相談員
平成27年 7月
「発表テーマ」
Using heartbeat sensor for analysis of student teacher’s nervousness in practical childcare training

「発表学会の名称」
PECERA 16th Conf
平成26年 9月
「発表テーマ」
ビデオと心拍センサを用いた保育者の実践・実習を支援するシステムの提案
「会議名」

「概要」
保育活動で保育者に求められる力の一つに,子どもとのコミュニケーション力がある。保育者養成課程の学生にとっての実習は,子どもへの対応が不慣れなことから,緊張感やストレスを過度に感じ,自信を喪失するケースも少なくない。本研究ではビデオと心拍センサを用いた実習支援システムを提案する。学生の実践の様子を撮影したビデオデータと心拍センサで得た心拍周期から,緊張やストレスの度合いを抽出する。評価実験では,学習者の緊張度の抽出について可能性が確認できた。
「発表学会の名称」
教育システム情報学会
平成26年 9月
「発表テーマ」
保育者の「話し方」をブラッシュアップするための学習支援システムの提案
「会議名」

「概要」
保育現場の言語表現活動では,自分の話す内容が聞き手に理解されているか,集中して聞いているかという不安が常に保育者につきまとう。人前で「話す」ことの学習方法としては,例えばビデオ等が用いられている。しかし,学習者の内的要因を省察するには映像だけでは難しい。そこで本研究では,心拍数とビデオデータを用いた学習支援システムを提案する。学習者の緊張度や集中度の提示により,学習効果の向上を図ることができると考える。
「発表学会の名称」
教育システム情報学会
平成26年 9月
「発表テーマ」
心拍センサを用いた教育実習における学習者の緊張感の抽出の試み
「発表学会の名称」
日本教育工学会
「概要」
保育者を目指す学生にとって実習は保育現場を知る貴重な機会であると共に,学生自身の保育者の力量が試される機会である。最近の学生の傾向としてクラス集団の前で指導することを苦手とする学生が多い。このような学生の多くは話を聞いている子どもの振る舞いから緊張やストレスを抱く。学生が緊張するタイミングや,緊張を増幅させる要因を視覚的に捉えることで実習の事前学習に有効に活かせると考える。このような観点から本稿では心拍センサを用いて学習者の緊張感を抽出する方法について検討する。
平成25年 3月
「発表テーマ」
仮想空間を用いた保育における「見守り」学習支援システムの提案と評価
「会議名」

「概要」
仮装空間に幼稚園等の園庭で遊ぶ子どもたちの様子を再現したシステムを提案する。バーチャルの園庭で遊ぶ子どもたちの様子をもとに,保育者として適切な振る舞いとはどういったものか。立ち位置や子どもたちを見守る際の体の向きなど,シミュレーションによる学習をすることができる。システムを使った学習効果をビデオや教科書を用いた学習と比較し,AHPとGTAを用いて分析したところ,他の学習よりも効果的な側面があることを確認できた。
「発表学会の名称」
教育システム情報学会
平成24年 3月
「発表テーマ」
仮想空間を用いた保育における子どもの見守り学習支援システムの提案
「会議名」

「概要」
仮装空間に再現された保育所・幼稚園などのフィールドを用いて,学習者が保育者として適切な振る舞いを身に付けることができる学習支援システムを提案する。学習者は,子どもの居場所や集団の状況を把握するのに適した見守るための立ち位置や他の保育者とのコミュニケーションの取り方について学ぶことができる。今回のシステムでは,園庭で遊ぶ子どもたちの様子を再現した。保育者を目指す学生たちにシステムを利用してもらい,システムの有効性を確認した。
「発表学会の名称」
情報処理学会
平成19年 8月
「発表テーマ」
「子ども発達相談ブログ」システムの提案と評価
「発表学会の名称」
情報処理学会
「概要」
近年の保育分野では知的発達に遅れはないものの,保育に困難を伴う気になる子がクローズアップされている.医学等の専門知識を保育者が十分に備えておらず,専門知識を持つ相談員が定期的に園を回り,子どもを支援する巡回相談がある.しかし予算の問題から十分には行われていない.本稿では巡回相談サポートの「子ども発達相談ブログ」を提案する.インターネットを用いて巡回相談内容を共有でき,それ以降も保育者と相談員が情報交換できる.結果として相談回数を増やしたのと同等の状況に近づけることができた。
平成19年 3月
「発表テーマ」
Child Development Consulting Blog: A Childcare Supporting System for Child nurses

「発表学会の名称」
Proc.of WBE 2007
平成18年11月
「発表テーマ」
ウェブを活用した災害初期対応システム
「会議名」

「概要」
自治体と大学との官学連携のプロジェクトとして、Web-GISを用いて被害情報の収集と共有を行い,防災関係機関が災害時の初期対応を迅速・的確に実施するための支援システムを構築した。各防災関係機関は,住民などからの災害情報をリアルタイムにウェブ上の地図へ入力する。入力された災害情報は、他防災関係機関でも閲覧・修正でき,災害の全体像の把握と状況整理が可能となる。これら情報共有を実現することで、災害初期対応時に必要な意思決定を支援するシステムのプロトタイプを構築した。
「発表学会の名称」
情報処理学会
平成18年 9月
「発表テーマ」
「子ども発達相談ブログ」システムの提案と評価
「発表学会の名称」
情報処理学会
「概要」
近年の保育分野では知的発達に遅れはないものの,保育に困難を伴う気になる子が問題視されている.その子どもの保育には医学等の専門知識が必要なるが,保育者が十分に備えていないこともある。そこで,専門家の相談員による巡回相談が行われているが,予算の問題から十分に行われていない.巡回相談の内容を,その後も継続して相談できるように考案したシステム「子ども発達相談ブログ」を提案する。巡回相談後も保育者と相談員が情報交換し,結果として相談回数を増やしたのと同等の状況に近づけることができた。
平成18年 7月
「発表テーマ」
Proposal of a Child-care Blog called the CDC Blog

「発表学会の名称」
PECERA 7th Conf
平成17年 8月
「発表テーマ」
教育実習支援システム「日誌ブログ」の構築とその評価
「概要」
保育者養成校の学生が行う実習に着目した,学習支援システムを提案する。学生と養成校の教員とのネットワークを構築し,実習期間中も両者のやり取りを実現し,学生の相談に教員が対応できるように,また,そのやり取りを他の学生も共有できるようにした。そうすることで,実習期間中の学生の不安などを軽減することができ,様々な園での実習を間接的に学習し,実習という学習をより深めることができると考えた。
「発表学会の名称」
教育システム情報学会
 本次年度担当授業科目(シラバス)

基礎演習(2024年度)
情報技術演習A(2024年度)
情報技術演習B(2024年度)
教育情報技術演習(2024年度)
保育実践演習A(2024年度)
教育情報技術演習(2024年度)
保育実践演習B(2024年度)
基礎演習(2024年度)
情報技術演習A(2024年度)
情報技術演習B(2024年度)
教育情報技術演習(2024年度)
保育実践演習A(2024年度)
教育情報技術演習(2024年度)
保育実践演習B(2024年度)