土田 幸恵 女性
Yukie Tsuchida
所属:大阪常磐会大学短期大学部 乳幼児教育学科
職:教授
最終更新日 2025/06/30
平成10年 3月 大阪市立大学 生活科学部 食品栄養学科 卒業
平成17年 3月 大阪教育大学大学院教育学研究科健康科学専攻修了(修士・学術)
平成26年 3月 大阪市立大学大学院生活科学研究科長寿社会総合科学講座博士課程単位取得後退学
平成13年 9月 玉手山学園関西女子短期大学福祉栄養学科 助手 (平成14年 3月まで)
平成14年 4月 玉手山学園関西福祉科学大学健康福祉学部福祉栄養学科 助手 (平成17年 3月まで)
平成17年 4月 羽衣国際大学人間生活学部人間生活学科食物栄養専攻 助手 (平成19年 3月まで)
平成19年 4月 畿央大学健康科学部健康栄養学科 助手 (平成22年 3月まで)
平成22年 4月 常磐会短期大学幼児教育科 専任講師 (平成29年 3月まで)
平成29年 4月 常磐会短期大学幼児教育科 准教授 (令和 4年 3月まで)
令和 4年 4月 常磐会短期大学幼児教育科 教授
食生活学
生理人類学
食生活学
応用健康科学
全国小児栄養研究会会員
大阪府栄養士会会員
日本栄養士会会員
日本健康教育学会会員
日本栄養・食糧学会会員
日本栄養改善学会会員
日本食育学会会員
平成22年 4月 全国小児栄養研究会運営委員
平成25年 9月 日本生理人類学会奨励賞受賞
【著書】
子どもの食と栄養 演習ブック第2版,ミネルヴァ書房
2021/04 教科書・教材 共著 ミネルヴァ書房
【概要】よくわかる、保育士エクササイズ3シリーズ「子どもの食と栄養Ⅰ」で学んだ理論を実践に活かすためのテキストである。「第3章,日本人の食事摂取基準1,2(p72-92)」および「第4章,幼児期の食生活1,2(p116-129)」を担当した。
【編著者】松本峰雄監修,大江敏江,小林久美,土田幸恵,林薫,廣瀬志保
【著書】
子どもの食と栄養演習第3版,医歯薬出版
2020/03 教科書・教材 共著 医歯薬出版
【概要】食事摂取基準2020および授乳・離乳の支援ガイド(2019年版)、平成27年度乳幼児栄養調査結果の内容をを反映させ、第3版とした。「ChapterⅢ子どもの発育・発達と食生活」のなかの「「C 移行期(1~2歳児)の食と栄養(p84-90)」、「幼児期の食と栄養(p91-106)」、「F 生涯発達と食生活(p122-126)」、「G 妊娠・授乳期の食生活(p127-133)」を担当した。
【編著者】小川雄二編著,川田容子,髙橋美保,辻岡和代,土田幸恵,橋本洋子
【著書】
改訂新版 保育士試験の要点 '19年度版(保育士・幼稚園採用試験シリーズ)
2018/01 共著 大阪教育図書
【概要】「子どもの食と栄養」を担当した。内容は、子どもの健康と食生活の意義(第1章)、栄養に関する基礎知識(第2章)、乳児期の栄養と食生活(第3章)、幼児期の食生活(第4章)、食育の基本とその内容(第5章)、家庭や児童福祉施設における食生活(第6章)、特別な配慮を要する子どもの食と栄養(第7章)の全7章(p149-175)である。(2012年度版より執筆を担当)
【編著者】保育問題検討委員会編,青野万紀子,植原和彦,向出佳司監修,荒巻徳代,植原清,合田誠,後和美朝,土田幸恵,西川徳蔵,角谷洋子,農野寛治,古橋紗人子,藤谷智子,八木義雄(50音順)執筆
【著書】
子どもの食と栄養 演習ブック,ミネルヴァ書房
2017/01 教科書・教材 共著 ミネルヴァ書房
【編著者】松本峰雄監修,大江敏江,小林久美,土田幸恵,林薫,廣瀬志保
【著書】
保育士のための基礎知識'17年度版
2015/08 教科書・教材 共著 大阪教育図書
【概要】「第9章,子どもの食と栄養」を担当した。
(2014年度版より執筆を担当)
(2014年度版より執筆を担当)
【編著者】植原清編,家高将明,五十川正壽,植條勝子,上野奈初美,植原清,大方美香,大山紋子,立花直樹,土田幸恵,中川八重,藤谷智子
【著書】
子どもの食と栄養演習 第2版,医歯薬出版
2011/02 教科書・教材 共著 医歯薬出版
【編著者】小川雄二編著,川田容子,髙橋美保,辻岡和代,土田幸恵,橋本洋子執筆
【著書】
管理栄養士コースで学ぶ!~キャリアデザインのために~
2007/04 共著 同文書院
【概要】管理栄養士の資格取得やステップアップを目指す人のキャリアデザインを考える一助となることを目的として作成された。そのなかで、「第2章,管理栄養士を支える基礎科学」のなかの「食行動の見直しは肥満解消への第一歩(p98-100)」を執筆担当し、食行動と肥満の関係を紹介した。我々が行った3ヶ月間のダイエット教室から得た知見として減量に最も有用なのが、「食べ方」や「刺激摂食」などの食行動の見直しであることを述べた。
【編著者】奥田豊子,春木敏,曽根良昭,山口英昌編著,土田幸恵他
【学術論文】
保育実践演習の授業を活用した地域での防災教育の試み-防災デイ・キャンプでの実践-
2025/03 共著 常磐会学園乳幼児研究会研究会誌 Vol.41, 36-45
【概要】保育者養成校の特色を生かした地域連携の取り組みの一つとして平野区みんな食堂ネットワーク連絡協議会が主催するイベント「防災デイ・キャンプ」を行った。プログラムは、防災食クッキング、避難所でもできる手作りおもちゃ、防災クイズなど、子ども達にもわかりやすく、親子で楽しみながら学べるものを学生達が考えた。本稿では、その実践と保育実践演習の授業をとおして取り組んだ内容をまとめ、報告した。
【著者】土田幸恵、飯尾 雅昭、白井 由希子
【学術論文】
女子学生の食習慣と体格および生活習慣の関連について
2020/03 共著 常磐会短期大学紀要 Vol.48,37-47
【概要】学生496名を対象に食事調査を実施し、食事バランスガイドにそって評価させた。平日の主菜量は食事バランスガイドの目安量上限値よりも多く,主食,副菜は目安量下限値よりも低く,果物および牛乳・乳製品は目安量よりも少ない傾向が見られた.1日2回以上主食,副菜,主菜が揃った食事を日常的に摂取できている者の割合は25.6%であり,全国値よりも低かった.また欠食習慣者は主食,副菜,牛乳・乳製品の摂取量が有意に低値であった.アルバイトの従事時間が週15時間以上の者は睡眠時間が6時間を切り,さらに食事面では夕食頻度並びに主食,主菜の摂取頻度が減少することが明らかになった.
【著者】土田幸恵,片山陽仁
【学術論文】
Effects of a late supper on digestion and the absorption of dietary carbohydrates in the following morning
2013/05 学術雑誌 共著 J Physiol Anthropol 32 9
【概要】12名の女子大学生を対象に夕食が通常時刻(18時)と遅い時刻(23時)の2条件下で翌日の朝食に含まれる糖質の消化吸収率、消化管通過時間、食後血糖、呼吸商への影響を検討した。被験者が夕食を遅く摂取した場合、通常時刻に摂取した時よりも非消化吸収率が低く、食後30、60 、120、180 分値における血糖が有意に高値を示した。夕食時刻が遅い場合、翌日の朝食に含まれる糖質の非消化・吸収率や血糖変化に悪影響を与える可能性が高いことが示唆された。
【著者】Yukie Tsuchida, Sawa Hata and Yoshiaki Sone
日本生理人類学会2013年度奨励賞を受賞
【学術論文】
減量教室受講後のメタボリックシンドローム診断基準値の変化と中高年女性の食生活との関連性
2009/08 共著 肥満研究 15 2 190-201
【概要】市民対象の減量教室受講女性を対象に減量に伴うメタボリックシンドローム(Mets)改善効果を検討し、食事との関連を検討した。Mets該当群・予備群の割合は45%減少しており、動物性食品や菓子類の減少や食行動の変容を促すことがMets改善に大きく寄与することが示唆された。
【著者】黒川由美,土田幸恵,東根裕子,奥田豊子,朝井均
【学術論文】
食事バランスガイドを活用した食事日記による食生活改善
2009/06 共著 生活文化研究(大阪教育大学家政学研究会発行) Vol48, 1-10
【概要】市民対象減量教室受講生20名を対象に、食事バランスガイドを取り入れた食事日記の記入による食生活改善を働きかけ減量効果を検討した。3ヶ月の受講により、体重は3.3kg、体脂肪率は2.8%、腹囲は4.1cm減少した。主食・副菜・主菜がそろった食事回数は受講1週間目の1日1.7回から3ヵ月後には2.0回に増加した。体重が3kg以上減少した群では油脂類・肉類の減少により脂質摂取量が有意に減少し、空腹時血糖、TG値も有意な減少を示した。また、3kg以上減少群は嗜好飲料の摂取が少なかった。食事バランスガイドに沿った食事日記により嗜好飲料や主菜となる肉類の摂取を減らし、副菜の摂取を勧めることが、減量につながる可能性が示された。
【著者】黒川由美,土田幸恵,東根裕子,奥田豊子
【学術論文】
栄養専攻学生の身体状況,体力及び栄養素・食品摂取状況について-3年間の学生の自己調査結果より-
2008/11 共著 畿央大学紀要 Vol.8,35-47
【概要】健康栄養学科学生の身体・体力測定および食事調査結果について検討した。痩せや肥満の割合は男女とも国民健康栄養調査の同年代と比較して低く、身体状況や体力測定結果は良好であると考えられたが、エネルギー、炭水化物、カルシウム、鉄(女性のみ)、ビタミンB1、ビタミンB2(男性のみ)、ビタミンCの栄養素の摂取不足が懸念され、健康維持増進のための知識とそれを実行するための教育および支援の必要性が示唆された。
【著者】青木洋子, 松村羊子, 土田幸恵, 薗田雅子, 増谷康子, 花岡知子
【学術論文】
保育施設における食育の現状について
2008/03 共著 羽衣国際大学人間生活学部研究紀要 3 33-42
【概要】堺・泉州地域の保育施設における食育活動の現状を調査分析した。その結果、栄養士が在籍しているか否かによってその実施内容など違いがみられた。栄養士が在籍する施設では「バイキング給食」や「地域農産物を使用した給食」など専門的技術が問われる内容の取り組みが多く、保護者に対しての取り組みも多様であった。また栄養士が在籍しない施設でも、食育の知識や技術を共有できるシステム作りを行えば、他の職員が実施できる可能性が高まることが推察できた。
【著者】坂井孝,中田和江,土田幸恵
【学術論文】
市民対象ダイエット教室における減量要因の検討
2007/09 共著 大阪教育大学紀要第Ⅱ部門社会科学生活科学 56 1 15-28
【概要】中高年女性を中心に食事・運動・行動療法を取り入れたダイエット教室から得られたデータの中から食行動に注目し、その改善度の平均点で非改善群、改善群の2群に分けて解析を行った。その結果、非改善群の体重減少率が4.2%に留まったのに対し、改善群では7.7%と有意に高い減量効果が見られた。また1日歩数も教室開始1か月後までは差は見られなかったが、それ以後と歩数全体では食行動改善群が有意に高い値を示した。
【著者】黒川由美,土田幸恵,東根裕子,三村寛一,朝井均,奥田豊子
【学術論文】
ダイエット教室を受講した肥満傾向を示す女性の減量に影響する因子の検討
2007/04 共著 肥満研究 13 1 74-83
【概要】中高年女性を中心に食事・運動・行動療法を取り入れたダイエット教室を開講し、3ヶ月間での効果的な指導法の確立を目指した。食事・身体活動など得られたデータから体重減少率に影響する様々な因子の因果関係をパス解析により検討し、数値化した。女性の減量には「食行動・食意識を見直す」などの食生活改善の方が歩行などの身体活動よりも影響力が大きいことが示唆された。
【著者】土田幸恵,東根裕子,三村寛一,朝井均,奥田豊子
【学術論文】
肥満傾向を示す中高年女性の減量におよぼす要因の検討―食生活を中心として―
2005/09 共著 大阪教育大学紀要第Ⅱ部門社会科学生活科学 第54巻 1号 21-35
【概要】中高年女性を中心に減量教室を開講し、3ヶ月間での効果的指導法の確立を目指した。体重減少率が5%以上を有効群、5%未満を非有効群とし、食生活を中心に比較検討した。ベースラインにおいて両群間にほとんど違いはなかったが、有効群は「満腹感覚」や「食べ方」などの食行動を大きく改善し、食事内容も野菜や豆類を増加させ、動物性から植物性にシフトさせた。標準体重あたり27kcal/kgで十分な減量効果は得られた。
【著者】土田幸恵,東根裕子,山口静枝,三村寛一,朝井均,奥田豊子
【学術論文】
Loading of Exogenous Trehalose into Baker's Yeast and Its Influence on Freeze Tolerance in Frozen Dough
2005/03 共著 関西福祉科学大学紀要 8巻 89-97
【概要】様々なパン酵母にトレハロースを負荷することで、冷凍生地法に適した冷凍耐性酵母を取得することを目的とした。冷凍感受性の異なる種々の酵母を4~20℃のトレハロース溶液で7日間保持すると、短時間で細胞内のトレハロース量が急速に増大し、そのいくつかで、冷凍耐性の明らかな増加がみられた。トレハロースの負荷によりパン酵母の冷凍耐性酵母に改変する方法を示唆した。
【著者】Hiroyasu Kawai ,Yuka Isobe , Yukie Tsuchida
【学術論文】
レニン・アンギオテンシン系抑制型降圧剤のインスリン抵抗性に対する影響
2003/03 共著 関西女子短期大学紀要第 12 77-84
【概要】Ⅱ型糖尿病自然発症モデルラットを用いて、レニン‐アンギオテンシン系抑制型降圧剤であるACE阻害剤、アンギオテンシンⅡ受容体拮抗剤を投薬し、コントロール群と比較したところ、ACE阻害剤およびアンギオテンシンⅡ受容体拮抗剤は降圧作用とともに、インスリン抵抗性を改善することが確認された、さらにACE阻害剤と運動負荷を併用することでインスリン抵抗性の更なる改善効果を確認した。
【著者】大中政治、土田幸恵
【その他】
幼児の野菜摂取状況と母親の食育態度-大阪地域の調査から
2012/05 学会発表 - 一般社団法人日本家政学会第64回大会(大阪市立大学)研究発表要旨集
【概要】大阪の幼稚園・保育園児の母親に野菜摂取状況と母親の食生活に対する態度との関連を調査した(有効回答数1376人)。母親の71%が子どもの食について困っており、「野菜嫌い」「時間がかかる」「偏食」などが上位であった。母親の子どもへの食態度について因子分析を行い『食育子どもと共に因子』『食育チャレンジ因子』『食簡便因子』の3因子を抽出した。『食育子どもと共に因子』『食育チャレンジ因子』は野菜嗜好度・野菜摂取頻度・提供野菜皿数などと正相関、『食簡便因子』は負の相関を示した。
【発表者】田中順子, 川西正子, 土田幸恵, 高谷小夜子, 岡佐智子
【その他】
夕食時刻の違いが翌日の朝食に含まれる糖質の消化・吸収に及ぼす影響について
2011/11 学会発表 - 日本生理人類学会第65回大会(関西大学),日本生理人類学会誌 Vol.16,特別号(2),p106-107
【概要】夕食時刻の違いが翌日の朝食の消化管通過時間・糖質の消化吸収効率に与える影響を検討した。女子学生15名に規定食を18時および23時の2条件で摂取させ、翌朝食後の呼気中H2・CH4濃度(糖質の非消化吸収効率・小腸通過時間)、血糖値、RQの変化を測定した。被験者の夕食時刻が遅い場合、早い場合よりも非消化吸収率が低い傾向にあり、これが食後血糖30、120、180分値において高値を示す傾向があった
【発表者】土田幸恵,秦佐和,曽根良昭
【その他】
大学生の味覚と食生活の関連について第2報 だしの嗜好性を中心に
2011/05 学会発表 - 日本家政学会第63回大会(和洋女子大学)
【概要】第1報の調査より、いりこの味の好みが強い人は,うま味調味料を使わない,食事をいつもよく味わって食べる,勉強や仕事ができる体力があると答えた割合が多かった.また,天然だしを使用する頻度との関連では,頻度が高い人は,食事をよく噛んで食べる,野菜の煮物をよく食べる,和食が好き,健康的な食生活を送れる自信があると答えた割合が高値であった.天然だしの好みや使用頻度が和食への嗜好,健康的な食生活への関与,料理への興味などに影響していることが示唆された。
【発表者】東根裕子,篠原久枝,奥田豊子,田中紀子,康薔薇 ,浅野恭代,濱口郁枝,土田幸恵
【その他】
大学生の味覚と食生活の関連について第1報 五味識別能を中心に
2011/05 学会発表 - 日本家政学会第63回大会(和洋女子大学) DOI:https:// doi.org/10.11428 /kasei.63.0.114.0
【概要】大学生323名に全口腔法による五基本味の識別検査と天然だしの官能評価と食生活に関する質問紙調査を行い,性差,識別能から関連性について検討した。正答数高群において,すまし汁の摂取頻度や供卓温度・盛り付けの配慮が有意に高値であり,塩味・うま味誤答群ではインスタント食品やファーストフードの利用が多く見られた。塩味・苦味誤答群では「運動やスポーツをしても楽しい気持ちにならない」が高値であった。従って,五味識別能を高めるためには,望ましい食生活の指導だけでなく,心身の健康度を高める教育も必要であることが示唆された
【発表者】篠原久枝,田中紀子,奥田豊子,康薔薇,東根裕子,浅野恭代,濱口郁枝,土田幸恵
【その他】
大学生の味覚と食生活の関連について第3報 味覚教育への提言
2011/05 学会発表 - 日本家政学会第63回大会(和洋女子大学)
【概要】質問紙調査の回答に対して因子分析を施し、味覚の行動に影響を及ぼす諸要因について因果モデル分析を行った結果(女子)、天然だしの好みは、和食への嗜好性を高め、薄味重視へと関連があった。さらに、天然だしの好みは、心身の健康を促進し、ファストフードへの抑制が高まり、薄味・味わいを重視することを促進した。また、和食への嗜好性は、咀嚼意識を高め、スポーツ志向を促進し、五味の識別検査結果に関連が認められた。
【発表者】濱口郁枝,奥田豊子,浅野恭代,田中紀子,篠原久枝,東根裕子,康薔薇,土田幸恵
【その他】
大阪地域の保育園・幼稚園児の食生活調査報告書
2011/03 - 小児栄養研究会
【概要】大阪の幼稚園・保育園児の保護者に対し、効果的な食育活動を実践していくための基礎資料を得る目的で食生活に関するアンケート調査を実施した。母親の71%が子どもの食について困っており、「野菜嫌い」「時間がかかる」「偏食」などが上位であった。母親の子どもへの食態度について因子分析を行い『食育子どもと共に因子』『食育チャレンジ因子』『食簡便因子』の3因子を抽出した。『食育子どもと共に因子』『食育チャレンジ因子』は野菜嗜好度・野菜摂取頻度・提供野菜皿数などと正相関、『食簡便因子』は負の相関を示した。
【著者】岡佐智子,田中順子, 高谷小夜子, 土田幸恵,川西正子
【その他】
高齢者の食とQOL(第7報)~「懐かし料理」の生理的パラメータ測定~
2010/09 学会発表 - 第57回日本栄養改善学会学術総会(女子栄養大学)
【概要】同じ食材を異なった調理法(懐かし弁当風:S、コンビニ弁当風:C)で調理したものを試食中のNIRSと血圧、心電図を連続して測定し、主観評価との関係を女子学生と高齢女性で検討した。酸化Hb濃度変化は左右ともC食が食前よりも高値になったのに対しS食はほとんど変化が見られなかった。還元型Hb濃度変化は左右ともS食が食前よりも高値になったが、C食は変化が見られなかった。主観評価はS食の方が高かった。高齢女性におけるNIRSの変化は女子学生における場合と比較して反応パターンが異なった。
【発表者】土田幸恵,山下久仁子,山本幸起子,藤澤由比子,能瀬説子,小笠原力一,曽根良昭
【その他】
減量教室受講後の体重変化についての認識
2010/09 学会発表 共著 第57回日本栄養改善学会学術総会(女子栄養大学)
【概要】減量教室受講終了後の体重増減について、自己申告による場合と終了時のデータからみた場合の認識の違いを検討することを目的とした。自己申告では受講終了後体重が増加しているにも関わらず、41.9%は減少または変化なしの回答であり、自己の体重把握がきちんとなされていない可能性が推測された。また体重増加群の食行動得点も有意に高かった。
【発表者】黒川由美,土田幸恵,東根裕子,奥田豊子
【その他】
高齢者の食とQOL(第6報)~「懐かし料理」の生理的パラメータ測定~
2009/09 学会発表 - 第56回日本栄養改善学会学術総会(札幌コンベンションセンター)
【概要】同じ食材を異なった調理法(懐かし弁当風:S、コンビニ弁当風:C)で調理したものを試食中の脳血液動態と血圧変化および心電図を連続して測定し、主観評価と生理的パラメータとの関係を検討した。Sの方がCよりも脳血液動態や収縮期血圧に与える影響が少なく、鎮静的傾向がみられた。主観評価はどの項目もSのほうが良いと回答する割合が高かった。QOLを高めるためのメニューを選定する際、脳血液動態、血圧変化などの客観的データを用いて評価することが期待できる。
【発表者】土田幸恵,山下久仁子,山本幸起子,藤澤由比子,能瀬説子,小笠原力一,曽根良昭
【その他】
Characteristics of the eating-behavior of female students and their parents
2009/07 学会発表 - The First Asia-Pacific Conference on Health Promotion and Education,(Makuhari Messe International Conference Hall,Chiba,Japan) Book of Abstracts, p492
【概要】大学生とその保護者に坂田式食行動質問紙調査を実施し、女子学生-父親-母親を対応させた233組について検討した。両親の食行動因子は20歳からの体重増加量と強い相関があり、生活習慣病関連の治療をしているものもいた。学生は「過剰摂取」は父親と、「食べ方」,「食事内容と嗜好」,「体質認識」,「食事の規則性」においては母親と、「間食と刺激摂食」,「過剰の準備行動」は両親とも有意な相関があった。このような若年女性は、現在は「やせ」でも将来肥満になるリスクが高いことが推測された。
【発表者】Yukie Tsuchida, Yuko Higashine, Yumi Kurokawa, Hitomi Fukuda , Ayumi Kataoka , Toyoko Okuda)
【その他】
ビールの異なった香りが脳血液動態と血圧に与える影響
2009/06 学会発表 - 日本生理人類学会第60回大会(北海道大学学術交流館) Vol.14,特別号(1),p66
【概要】ホップの種類とその添加時期を変えて製造された2種類のビールの異なった香りによる嗅覚刺激と脳血液動態や血圧の二つの指標変化について、個人の嗜好により提示された香りを特に嫌いと答えなかった群では、男性では脳血流動態変化に女性では血圧変化に有意な差がみられ、いずれも低下した。さらに同じビールの香りでも2種類の香りに対して、男性では脳血流動態に対して異なった効果を示すことが分かった。
【発表者】土田幸恵、清水藍、片山貴仁、三浦裕、山下久仁子、曽根良昭
【その他】
Relationship between the eating-behavior and obesity: Comparison by the woman generation
2008/09 学会発表 - 15th International Congress of Dietetics(Pacifico Yokohama,Japan) Abstract Book, p232
【概要】女性における年代別の食行動の特徴を明らかにし、肥満との関連を検討した。大阪府下の女子大学生および、市民対象減量教室に参加した女性の中で坂田式食行動調査のデータが得られた513名を若年層、壮年層、中高年層に分け、比較検討した。壮年層、中高年層においては食行動異常と肥満および年齢が強く関連していたが、若年者においては非肥満者でも、中高年肥満者にみられる食行動異常パターンである傾向がみられた。
【発表者】Yukie Tsuchida, Yuko Higashine, Yumi Kurokawa, Toyoko Okuda
【その他】
保育施設における食育の現状について(第2報)~地域別集計による考察~
2007/09 学会発表 - 第54回日本栄養改善学会学術総会(長崎ブリックホール) 講演要旨集, p254
【概要】堺・泉州地域の保育施設に対し、食育の現状について質問紙調査を実施し回収できた76施設を地域別に集計した。園児に対する食育については、栄養士在籍率が高いI市(87%)のほとんどの施設において「園内菜園」、「地域の農産物を使った給食」及び「バイキング給食」等を実施していた。このことから栄養士が他の職員と連携し、より専門的知識を必要とする食育を行っていることが推察され地域ごとに栄養士がアドバイザーとして関わることができる組織つくりが必要であることが示唆された。
【発表者】岡田るみ子,坂井孝,中田和江,森政淳子,土田幸恵
【その他】
保育施設における食育の現状
2006/10 学会発表 - 第53回日本栄養改善学会学術総会(茨城・つくば国際会議場) 講演集, p286
【概要】堺・泉州地域の保育施設における食育活動の現状を調査し回収できた76施設を解析した。栄養士が在籍しているか否かによってその実施内容など違いがみられた。栄養士在籍施設では「バイキング給食」や「地域農産物を使用した給食」など専門的技術が問われる内容の取り組みが多く保護者に対しての取り組みも多様であった。また栄養士が在籍しない施設でも、食育の知識や技術を共有できるシステム作りを行えば、他の職員が実施できる可能性が高まることが推察できた。
【発表者】土田幸恵,坂井孝,中田和江
【研究テーマ】 若年女性の食行動の特徴
【研究分野】
【研究キーワード】
【研究概要】 大学生とその保護者に食行動に関する質問紙調査を実施し学生-保護者を対応させ、その食行動の特徴を見出し、若年層が将来肥満や生活習慣病になるリスクを探る。
【共同研究可能なテーマ】
【研究テーマ】 食事の“摂取タイミング”や“量のバランス”の違いが糖質の消化吸収効率に与える影響について
【研究分野】
【研究キーワード】
【研究概要】 本研究では昼、夕食の“量”や“時間”のバランスの違いが翌日の朝食の消化管通過時間・糖質の消化・吸収効率に与える影響を検討することにより日本人の“消化管の生理的性質”に適応し全身的協関を示す“食”のリズムを明らかにし、朝食欠食率の改善をはかることを目的とする。
【共同研究可能なテーマ】
管理栄養士免許
令和 7年 4月から
社会福祉法人今川学園「児童発達支援センターキンダーハイム」監修(非常勤嘱託)
発達支援が必要な子どもたちの食に関して、通常の給食や行事食の監修、食育プログラムの開発と監修、保護者向けの栄養に関する研修の実施
発達支援が必要な子どもたちの食に関して、通常の給食や行事食の監修、食育プログラムの開発と監修、保護者向けの栄養に関する研修の実施
令和 6年 9月から 令和 7年 1月まで
小学校・幼稚園(保育)教諭及び保育士を対象とした講習「新たな学び」講師「豊かな食の体験の中で楽しく食べる子どもに」(オンデマンド配信)
令和 6年 9月
社会福祉法人たらちね事業会職員研修会講師「 豊かな食の体験の中で楽しく食べる子どもに 」
令和 6年 7月
平野区みんな食堂ネットワーク連絡協議会主催「防災デイ・キャンプ」講師「災害時に備える~誰でも出来る防災食クッキング~」
令和 5年 9月
平野区みんな食堂ネットワーク連絡協議会主催「防災デイ・キャンプ」講師「避難所等での食を通したコミュニケーションづくりについて」
平成30年11月
大阪市旭区保健福祉センター「子どもの食育について~子どもの食に関するガイドラインや調査結果を踏まえた食育の推進について~」,講師
平成30年 3月
大阪市都島区保健福祉センター「子どもの食育について~実践と評価~」,講師
平成28年 3月
第15回小児栄養研究会,研究会A「子どもの食と栄養の授業について」,座長(開催場所:東京家政学院大学千代田三番町キャンパス)
平成25年12月
常磐会短期大学付属茨木高美幼稚園 はらっぱ料理教室 講師
平成25年 8月
常磐会短期大学教員免許状更新講習「保育内容領域A(幼児の食生活)」講師
平成25年 3月
第11回小児栄養研究会,研究会C「子どもの食と栄養の授業改善のために」,座長
平成23年11月
常磐会短期大学付属常磐会幼稚園主催「親子料理教室」講師
平成23年 7月から 平成30年 1月まで
保育士(筆記)試験のための講習会 講師(子どもの食と栄養),大阪府職業能力開発協会 職業訓練センター主催,開催場所:エル大阪
平成23年 1月
常磐会短期大学付属常磐会幼稚園 親子料理教室 講師
「概要」
「概要」
子どもの食と栄養B(2025年度)
保育実践演習A(2025年度)
保育実践演習B(2025年度)
子どもの食と栄養B(2025年度)
保育実践演習A(2025年度)
保育実践演習B(2025年度)
子どもの食と栄養A(2025年度)
子どもの食と栄養A(2025年度)