トップページ   »  シラバス検索  »   検索結果   »  授業科目(シラバス)

出会いの心理学

科目の情報
科目名
出会いの心理学
科目番号
M01
担当者氏名
越 拓野
担当形態 単独
開設年度
2023 年度
学科
幼長
学年・学期
1年・前期, 2年・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義 卒業 選択必修 科目区分 基礎教育科目 アクティブラーニングの有無 なし
幼稚園 科目区分(幼)
施行規則に定める事項等
保育士 選択必修 系列(保) 保育の対象の理解に関する科目
オフィスアワー 月曜日   授業開始前   研究室 兼任講師室(6号館2階)
シラバスの情報
対応する主なディプロマポリシー番号
短期大学士の授与方針
1 社会生活に必要な知識を身につけ、理解している。
2 自己・他者・社会への関心を持ち、教養を備えた人間として、生涯を通じて学び続ける姿勢と、社会・環境に働きかける意欲を持つ。
幼稚園教諭二種免許状・保育士資格の取得にふさわしい者と認めるにあたっての方針
1 子どもの育ちとそれを支える保育・幼児教育、子育て支援についての基本知識を身につける。
5 人間関係を大切にし、協同して物事に取り組みながら、子どもが健やかに育つ社会の実現に向けて行動できる。
授業概要
心理学は「心の動きとそれに基づく行動を研究する学問」であり、領域は多岐に渡る。ここでは心理学の概要を学び、「心理学と出会う」こと、また心理学視点から「自分と出会う」こと、そしてそこから得た気づきによって「他者と出会う」ことを体験し、それらを保育・教育場面はもちろん、日常生活において活かすことのできる知識を、実習も交えて学習することを目的とする。子どもたちを理解し、接し方を考案し、行動に移すためには、自分自身を理解することから始めることが重要であると思われる。そこで、本講義では人間の心に関する様々な概念を紹介し説明するとともに、心理検査を導入し、人間の心について体験的に学べるよう進めていく。
到達目標
1.心理学における心や身体との関係を理解する。
2.自分理解について学び、他者理解へのつながりに関心を持つ。
3.人間関係における心理学について主体的に考えることができる。
4.社会における心理学との関連性を理解する。
担当教員の実務経験と授業の関連
特になし。
準備学習
「心理学」に対するイメージを書き出してみる。
日常生活にある「心理学」について考えてみる。
教科書
適宜、資料を配付する。
参考書・資料
『新 自分さがしの心理学』川瀬正裕・松本真理子【編】(ナカニシヤ出版)
評価基準
平常点(受講態度など)30%、課題(ワークシート、授業内提出物、課題研究成果物など)70%
定期試験実施の有無
実施しない
特記事項
特になし。
授業計画
項目 内容 学習課題(予習・復習)内容 時間
第1回
オリエンテーション
パーソナリティ①
講義内容の概要説明
パーソナリティの類型論・特性論
パーソナリティに関しての復習
30分
第2回
パーソナリティ②
パーソナリティの構造論
パーソナリティに関しての復習
30分
第3回
人格検査法
人格検査法(質問紙法、投影法、作業検査法)、人格検査法の実習
人格検査法に関しての復習
30分
第4回
無意識①
無意識、自由連想法
無意識と自由連想法に関しての復習
30分
第5回
無意識②
コンプレックス、投影法の実習
コンプレックスに関しての復習
30分
第6回
交流分析①
交流分析、五つの自我状態
交流分析に関しての復習
30分
第7回
交流分析②
エゴグラムの実習
エゴグラムに関しての復習
30分
第8回
中間復習・まとめ
中間時点での振り返りと復習
中間時点までの授業内容の復習
30分
第9回
対人態度①
基本的不安と神経症的欲求
基本的不安と神経症的欲求に関しての復習
30分
第10回
対人態度②
基本的対人態度測定インベントリーの実習
基本的対人態度に関しての復習
30分
第11回
発達①
心理社会的発達段階、自我同一性測定尺度の実習
心理社会的発達段階と自我同一性に関しての復習
30分
第12回
発達②
モラトリアム、認知発達理論
モラトリアムと認知発達理論に関しての復習
30分
第13回
ストレス①
ストレスとストレスコーピング、ライフイベントスケールの実習
ストレスコーピングに関しての復習
30分
第14回
ストレス②
性格と疾病、ストレスコーピングに関する実習
ストレスと性格・疾病に関しての復習
30分
第15回
総括・まとめ
【課題研究】14回の授業の総復習
全授業内容の振り返りと復習
30分